チリ固有種の低木で、アタカマ州からコキンボ州にかけて育つ。「アルカパラ(ケッパー)」という通称名は、つぼみがケッパー(地中海産で料理などに使用する)に似ていることからついた名。枝は燃料として使われた。
花を咲かせる低木
常緑の低木で、高さは2mに及ぶこともあり、幹や値は頑丈。葉は葉片が複数に分かれた複葉。花は明るい黄色で5枚の花弁とガクを持ち、花びらの上部は内側にむかって曲がっている。花はかたまりになって咲き、花期は長い。種子は豆状になった房にはいっており、この房は12cmの長さに達することもある。