マリア・アンヘリカ・コントレラス María Angélica Contreras Contreras
チリ大学社会学部の最終年度にあった1973年、軍事政権によるクーデターで大学が閉鎖され大学を断念。その後、家族とともにテムコ、オソルノ,ラ・リグア、ラ・セレナ、パラル、メリピージャ、カルデラと、チリ南北にわたりさまざまな地域で暮らす。つねに自然のそばに身をおき、環境保護や農業のための活動に力を注ぐ。カルデラでは、砂漠の地形や生物に詳しいエコガイドとして活躍。植物に対する深い愛情と、多くの観光客たちとのふれあいがこの本の原点となっている。
ジェリー・パオロ・マランビオ・アルファロ Yery Paolo Marambio Alfaro
1995年アントファガスタ大学農業学部卒。環境品質科学修士(2013)。オックスフォード大学にて哺乳類・爬虫類関連技術を取得。民官の各機関で環境関連のプロジェクトを実施、コンサルティングにあたる。現在は、アタカマにて自然科学や社会科学についての研究にあたるHaimaitir研究所で砂漠の生態学についての研究を行うほか、アントファガスタ大学海洋科学・生物資源学部の博士課程に所属。
アレックス・セア・ビジャブランカ Alex Cea Villablanca
自然科学・生物学教授。ラ・セレナ大学自然科学・生物学部卒(1999)、乾燥地域の生態系をテーマに同大にて生物科学修士を取得(2003)。政府・民間の各機関にて、環境アセスメントを中心にコンサルタントを数多く務める。現在、ラ・セレナ大学生物学部教授。チリ北部の半乾燥地域における生物間相互作用について長期にわたる研究を実施中。植物観察や胎芽に関する研究グループにも参画しているほか、植物と微生物の相互関係を調べる微生物生態学研究にも携わる。