砂漠の花カタログ

アリカ - パリナコタ州からバルパライソ州にかけて見られる在来種。根は薬用に使われ、古くは鉱夫が水や食料を保管しておくのに利用していた。

筒状の花

40cmまで育つ多年草。根は地中深くに太く伸び、長さは80cmにもなる。葉は細かくわかれ、地面に放射状にひろがる。花茎は高く伸びる。筒状の黄色い花は先端が丸く分かれている。茎が成長している間に開花が始まるため、１つの花茎に葉鞘（ようしょう）や花やつぼみが同時に見られる。果実は細長い蒴果（さくか）で、黄色っぽい種ができる。