アントファガスタ州からコキンボ州にかけてみられる固有種。Nolana acuminataとNolana baccataはどちらも「砂漠の花畑」現象の際によく見られる花で、白や水色の花畑となる。最初に開花する花のひとつ。アタカマ州ではこの花が属するノラナの仲間は29種あり、カルデラ区では10種が見られる。
一年草の花
高さ20cm程度になる一年草。もろい茎は地面に沿って放射状に広がる。単葉の葉は互生し、葉柄は短く、粘着性がある。花は5枚の花弁をもち、一般的には中央が黄色で、だんだん白っぽくなり、端は白〜青色になる。果実は分離果で、黒くて不揃いな形の硬い種子ができる。