聖女の涙 LAGRIMAS DE LA VIRGEN
学名: | Oziroe biflora |
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科: | ヒヤシンス科 (HYACINTHACEAE) |
多年草の在来種で、アリカーパリナコタ州からコキンボ州にわたり見られる。花期は長く、じょうぶな白い球根を持つ。葉タマネギと呼ばれるLeucocoryne spと似ているが、こちらは香りのない円錐花序で、香りはなく、その点が異なる。他の球根種と同様に、球根はげっ歯動物や野ウサギのエサとなる。
蜜腺体が見える花
球根をもつ多年生植物で、40cmほどまで育つ。葉は根元に沿い、先がとがった皮針形の双生葉で、開花の前に枯れる。花は円錐花序になっており、6枚の白い花被片がある。黄色いヤクのついたおしべが6本あり、柱頭は細い。花の内部にある蜜線体(多くの植物では見えない部分にあることが多い)が見える。