ヤギの角 CERUNO DE CABRA
学名: | Skytanthus acutus Meyen |
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科: | キョウチクトウ科 (APOCYNACEAE) |
熟した袋果(アケビのような形状の袋状の果実)は風をうけて裂け、種を放つ。かつては薪として使われたり、工芸品をつくるのにも使われていた。生息地はトカゲ類にとって絶好の隠れ家となる。装飾用に価値が高い。
木質につつまれた種子
130cmの高さに達することもある低木。茎は木質で、非常に多く枝分かれする。葉は単葉で、ふちがまっすぐになった糸状の形で緑色をしている。花は濃い黄色で、花弁は5枚あり、柱頭は2つに分かれている。種は平べったく、2つの円柱状の袋果に包まれており、この袋果が木質状になり、成熟するとともに渦巻き状になる(この種子の形がヤギの角のように見えることから通称がついたとされる。)アントファガスタ州からコキンボ州にかけてのチリ北部の固有種である。